Avid Studioによるコマ撮り映像制作。水素材の合成

概要

ストップモーション機能を使い、Avid Studioでコマ撮り映像の制作をしました。 その経過として、今回は1作目の最終回として水中表現を検討します。


方法

1 ビデオをパソコンにつないでAvid Studioを起動、ストップモーション昨日を使いあらかじめビデオ(Canonのivisを使いました)で撮影してきた素材をキャプチャーします。



2 手の部分はキーイングで処理しきれないので、大雑把にwindowsアクセサリのペイントを使って青く塗ってしまいました。 ブルーバックだけになった素材をAvid studioでキーイングしました。



3 キャプチャー機能を使い、撮影しておいた水素材を撮りこみました。


4 水素材はキーイングで綺麗に抜くことは難しいので、ソフトネスを多めにして、ベースカラーエフェクトで色を落としてしまいました。。

以上2と3の素材を、背景素材、別の水素材を合成して、パンズームエフェクトで動きをつけて完成です。


Avid Studioには、乗算やスクリーンのようなレイヤー機能がないので、水などの合成には工夫が必要でしたが、 だからこそレトロな雰囲気の楽しい絵ができました。

これにマスク機能やレイヤーの重ね方を変えられるエフェクトがあれば、かなりのことができると思います。

しかし、それらがないからこそ処理が軽く、楽しく作業ができるのかもしれないですし、 それらの機能を持つ画像処理ソフトとは少し違う絵が作れるとも感じました。

素材と使い方次第で、オリジナリティーのある表現ができるソフトだと思います。

完成映像は6月30日にYou tubeにアップ公開いたします。


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